はきだまり

増えたくずかご

ビットコインで資金ジェットコースターごっこした話

adventar.org

この記事はTUT Advent Calendar 2017 11日目の記事になります。
10日目はテクノ部期待の新幹部、@T_T3_M5氏による「個人的にバズった音楽たち 2012~ - ここにタイトルを入力:」でした。彼がカバーする音楽ジャンルの幅広さと造詣の深さ、そのルーツが垣間見える内容となっています。お前も見習わにゃいかんとちゃうんか?(自戒)


はじめに

見て頂いた多くの方に、はじめまして。B4 3系の@_LilyGardenと申します。
上を見ても下を見ても技術畑の話がある中、情報学徒でありながらそういった話題から疎遠な僕がこうして貴重な1日を消費するのは大変に恐縮ではありますが、某人から書けと唆されましたので一筆した次第です。
技術的な有意義さやTUTっぽさからは程遠い話となりますが、ご一読いただければ幸いです。

さて、僕は普段、総合文化部音楽技術部門・通称テクノ部という所で活動をしています。
直近では11月17日に部内でのDJミニイベントがありました。

豊橋技科大音楽技術部(TUTテクノ部) on Twitter: "[告知] 明日13:00~ コモンズIでDJイベント "Club Sakaki" を開催します! 今回はいつもと違った雰囲気かも・・・? Genre : House, Techno, Future Funk, 90's trance, Rave, Hip-hop, ... https://t.co/T3BLpH9eOO"

しかしそんな身の上とは微塵も関係なく、今回は巷で噂のビットコインについて売買するまでとその周辺の経験談をだらだら書こうと思います。

※この記事はあくまでJPYを使ってビットコインを購入し数字が上下するのを眺めて楽しむだけの内容であり、仮想通貨まわりの技術的な話題には一文字足りとも触れません。悪しからず。

思い立ち

よくわからんけどビットコインとかいうので学費と生活費を賄いたい!

そんな勢いと共に、ふと仮想通貨に手を出してみようという機運が訪れました。
しかしいざやろうと思い立ってすぐに始められたかといえば、そうは問屋が卸してくれず。ちょっとした紆余曲折を経る羽目になりました。

取引所への登録、本人確認

ビットコイン等の仮想通貨を買うためには、何よりもまず初めに取引所なるサイトへの登録が必要となります。
取引所は国内外に多々存在しますが、僕が最初に登録したのはCoincheckというサイトです。

coincheck.com

さて、このサイトに限った話ではありませんが、取引所は登録だけならメールアドレス一つで済む一方、購入に必要な入金や銀行への出金、他ウォレットへのコイン送金は本人確認が必要となる場合が多いです。(特に国内は)
この本人確認には免許証などの顔写真が入った身分証明書のアップロードが必要となるのですが、そこに記載されている住所と現住所が異なっていてはいけません。(クソ面倒)
別に証明書の住所で登録すればええ話やんと思われるかもしれませんが、のちに簡易書留で送られてくる本人確認ハガキを受け取らねばならんので通用しません。(クソファッキン面倒)
そのため、僕はわざわざ警察署まで原付を走らせて免許証の記載住所を更新してもらいました。なお、別に免許の記載を変更せずとも現住所宛の配達届があればよいとわかったのはあとの話です。

ですが本人確認さえ済んでしまえば、あとはもう面倒なことはありません。思い切ってまとまった金をブチ込むだけです。
僕は11/29に本人確認を済ませてから早速10万円ほど送金し、念願のビットコインを購入するに至りました。

f:id:satoujohnny:20171205022812p:plain

かくして、僕の資金ジェットコースターごっこが初々しくスタートしたという顛末です。

その後、あるいはアルトコインについて

それから追加で20万ぶっこみました。計30万の投資になります。
ビットコインの価格が上下するのを見てるのが思いの外面白かったので、もうちょっと資金増やして他の通貨でも遊んでみたいと思ったのが理由です。

Coincheckではビットコインの他、アルトコインと呼ばれる別の仮想通貨が多種販売されています。
これらも将来を有望視された仮想通貨であり、多くのユーザにより愛され日々売買される通貨であります。

がしかし、ことCoincheckにおいて、これらの通貨を購入するのはあまりおすすめできません。と言いますのも、Coincheckは取引所と販売所を兼ねているからです。
この単語の違いは、コインをユーザ間で取引するか、Coincheck社と取引するかの違いとなっています。

ユーザ間での取引、つまり取引所では、売買における仮想通貨の値段(レート)はユーザが手動で設定します。
そして、自分の注文額と近しい他ユーザの売買注文をマッチングし、取引されるという仕組みになっています。(指値注文といいます)

一方で、販売所、つまりCoincheck社との取引では、レートは向こうが提示する額での購入となります。
このレートはその時々の相場により変動しますが、実は提示額には手数料(およそ3%)が含まれています。
つまり、ユーザは相場に手数料分だけ増えたレートでの取引を余儀なくされるのです。

Coincheckでは、取引所で売買できるのはビットコインのみであり、それ以外のアルトコインはすべて販売所での取り扱いとなります。
ですので、アルトコインを購入する際には必ず手数料が発生するわけです。
どうしてもCoincheckでアルトコインを買いたいという強い思惑があるなら別として、手数料を抑えるためには少し回りくどい方法を取らなければいけません。
そこで挙げられるのが、別の取引所で売買する・Changellyを使って両替するという2つの選択肢です。

前者についてですが、僕がCoincheckの次に登録したBinanceという中国の取引所があります。
ここはほとんど違和感のない日本語に翻訳されている上、数多くの(それこそCoincheckを優に超えるほどの)種類のアルトコインを取扱っており、この売買はユーザ間で行われます。
だから、勝手に設定されたレートじゃなく指値で取引できるわけですね。

Coincheckの場合、送金にかかる手数料はビットコインの場合一律0.0005BTCであり、これは送金額が0.01BTCだろうが100000000000BTCだろうが変わりません。
なので、アルトコインを買う場合、購入手数料である取引額総計の3%が0.0005BTCを上回るなら、海外の取引所に送金して買ったほうが安くつくということになります。

実際に海外の取引所でアルトコインの取引を行いたい場合は、次のような手順を踏む必要があります。

まず、国内の取引所でJPYを入金、ビットコインを購入

国内の取引所からビットコインを海外の取引所に送金

ビットコインを用いてアルトコインを購入

大金持ちになれるゾ

このように海外の取引所で取引するメリットとしては、草コインと呼ばれる発展途上のアルトコインの取引ができることが挙げられます。
直近の話題で例えるとmonacoinやBitZenyが爆発的な値上がりを見せたように、少額の購入で将来大きなリターンが見込める可能性が微粒子レベルで存在しているので、人生逆転成り上がりサクセスストーリーの主人公を夢見る方は試してみてはいかがでしょう。


次に、Changellyというサイトについてです。

ja.changelly.com

Changellyは仮想通貨の両替をその時々における最良のレートで行ってくれるサービスです。
受け取りたい通貨のウォレットが別途必要となりますが、およそ0.5%という破格の手数料でアルトコインが手に入ります。
ただし、Binanceほど取り扱っているアルトコインは多くありません。(それでも数十種ほどはありますが……)

こちらのメリットは、BTC送金後から入金待ちの時間と購入の手間が省けるためスムーズ、かつ最安値で入手可能であることでしょう。
またChangellyはあくまでサービスですので、取引所とは違いサイトが消失しても不利益は被りません。

おわりに

仮想通貨に関する売買のあれやこれやについて、これまでやってきたことを思い出せる範囲でずらずらと長ったらしく書き連ねてきました。見返すとよくある悪どいアフィサイトみたいですね。
ここに書いてある情報は2017年12月10日現在の情報であり、また仮想通貨や投資に関して全くのド素人の僕が卒論を放っぽって雑に調べた内容と経験が基となっていますので、むやみに鵜呑みにして何か不利益を被ったとしても責任は取れません。ご了承ください。
また、何か間違った記述の箇所があればコメントか@_LilyGardenまでご指摘ください。勉強します。

最後になりましたが、もし仮にこの記事で仮想通貨へ興味を持って頂けたなら、是非その一歩を踏み出してください。
そして僕にこの先爆上がりするコインをこっそり教えてください。

それでは、良き仮想通貨ライフを。


TUT Advent Calendar 2017 12日目は@1ntegrale9氏のためになる話になります。


追記

よろしくない箇所を変更して削除しました